こんにちは、新米チャンです!
メーカーに勤めていて学んだことのひとつに、何気ないプロダクトのひとつひとつがこの世に生まれるまでには、
ものすごく多くの人の手間と時間、そして色んな思いが込められているというのがあります。
しかしどんなに思いが込められて出来上がったプロダクトでも、選んでもらえなければ、市場から消えゆく運命にあります涙。
誰かの手にとってもらえるのか、
どんな人の手に渡るのか、
ちゃんと気に入ってもらえるのか
手塩にかけたプロダクトへの思いは、親心にも似たものがあり(親になったことがないので正しいかは…)、
商品を作ってからよりも出来上がってからどうするかもマーケティングの大切な仕事かと思います。
特に、店舗を持っていないメーカーだと消費者の反応は分かりにくいものですが、
インターネットを通じて、どこからか木村石鹸のプロダクトと出会った方の声が聞こえてくることがあります。
■ものすごくおしゃれなお宅の洗面器に置いてもらっていたり。
■目立たないデザインを気に入ってもらえていたり。
■お掃除を楽しんでもらっていたり。
(*´▽*)やっぱりうれしい瞬間です。
わたしが、メーカーにこだわるのは、やはりこの瞬間が病みつきだからです。
これは全くもって意図した訳ではないのですが、前職でも現職の木村石鹸でもリアルプロダクトを扱う会社で働いています。
就活中から、マーケティングをやりたいというのだけは決まっていましたが、「何の」マーケティングをするかということには正直こだわりがありませんでした。
それは例えば、実態のないサービスでも、
はたまた手に取ることのできないインターネットのプロダクトでも良かったということです。
だけどやっぱり、実際に使っているシーンを見てしまうとリアルプロダクトいいなあと。
東京にいたとき、よく会社の帰りに銭湯に寄っていたのですが、
湯船につかりながらおばちゃんたちのシャンプーや洗顔をチェックしていました。
自分の担当しているプロダクトを使っている方を発見すると、
ちいさくガッツポーズしていたことを思い出しました。