こんにちは!新米チャンです!
突然ですが、【まなびや通り】なるものにやって来ました。
このレトロなフォントがたまりません。
まなびやというからには、学校か何かに通じている予感がする・・・
どこに続くのか、まなびや通り。遠くに校舎っぽい建物が。
最寄駅から歩く事、十数分(遠い・・・)、やっとキャンパスが見えてきました。
大学の周りは、なぜかこうノスタルジーを感じさせるお店が多い
そうです。受験者数全国ナンバー1!
マグロの養殖で有名な、近畿大学にやって参りましたヽ( ´ ∇ ` )ノ
英語だと【KINDAI UNIVERSITY】なんですね!
商売魂がすごい近畿大学
近畿大学は良く企業と協働して商品開発していたり、銀座にお店をだしたり、とにかく他の大学にはないユニークな取り組みを色々されている。
大学自体もマーケティング的視点で見ると、大変面白い学校です。
https://matome.naver.jp/odai/2142165656651825201
http://matome.naver.jp/odai/2139417719341039501
sunao x 木村石鹸プロジェクト始動
そんな近畿大学と今回はご縁があって、学生さんと一年間協働プロジェクトに取り組むことに。ご一緒するのは経営学部・文能先生の「中小企業研究ゼミ」のみなさんです。
そして、このプロジェクトにお誘い頂いたのは、京都の化粧品ブランドsunaoさん。
京都の化粧品ブランド『sunao』
ご自身も近大出身の代表・青山さんが、去年一年このゼミの学生さんと販促活動を行うプロジェクトを行ったそうです。
学内で体験会を実施したり
ラインスタンプの企画まで。
同い年なのに、2人の男の子のお母さん、そして会社社長!
この授業を通して伝えていきたいこと
初日となったこの日は、今後一年のプロジェクトの内容とそれぞれの会社、そして自分のキャリアの話をしました。
青山さんがsunaoを通して実現したい未来とは?
社員18万人のグローバル企業から、地元のおっちゃんが働く30人の中小企業へ
授業の計画では、大阪のものづくり中小企業への訪問や、外部スピーカーを招いての「アイディアの作り方」といった内容を計画しています。
そして最終的には、ブライダル向けの商品企画を実際にブライダルギフト会社に提案するというのが目標です。
お昼後の3限だったけど、みんな起きて真剣に聞いてくれている!
そして何度もこの授業の設計を話し合う中で、青山さんとわたしとで学生さんにはこれを伝えたいよね~と考え至ったメッセージが2つあります。
「選べる暮らし手」に
まず一つ目は青山さんの「選べる暮らし手」になって欲しいと言うメッセージ。
これはご自身が化粧品企画業を営われているご家庭に嫁がれて、まずご両親のモノづくりへと深々に向かい合うそれこそ「スナオ」な姿勢に感銘を受けたのがきっかけだったそう。
そんなモノづくりの真実を目の当たりにして、これまで、世の中で販売されている商品を広告や噂に踊らされて手に取っていたという、言うならばご自身は「エラぶる消費者」であったのだと感じたそうです。
商品には必ずそれを作り出した「人」が居ます。いわば日々の買い物はその商品を通してその会社の描く未来を応援するという一票でもあるんです。
その人を信頼しそのモノを選択する、という「選べる暮らし手」にこの授業を通して学生の皆さんが 少しでも意識を向けてもらえるようになったらいいな。そんな想いを持ってこの授業に臨んでいるのだとか。
自分が実現したい未来は実現できる
二つ目はわたしの「自分が実現したい未来は実現できる」というメッセージです。
事前に教授にヒアリングしたところ、やはり学生さんの多くは、明確に自分のやりたいことも見つけられないまま、有名な大企業ばかりにエントリーし、またそのような所に簡単には入れる訳もなく、みな就活で疲弊していくそうです。「もっと地元の中小企業にも面白い仕事はあるのに」と嘆いておられました。
わたしも木村石鹸で自分の夢を叶えるチャンスをもらっている人間です。
自分のブランドを立ち上げる、だとか、小さな会社から大企業にも負けない売れるブランドを作るとか、はたまた青山さんのようにものすごい熱量を持ってブランドを作った人と大学で授業するなど、どれも木村石鹸に来なければ実現しえない事でした。
自分の能力のお陰か・・・?
そんなことはないです。出来る、出来ないではなく、やるか、やらないか。
会社で働く会社員なら、やれる環境にあるか、ないか。その違いだけです。
会社の大小は関係ないと思いますが、木村石鹸はやれる環境をくれました。
青山さんと話していても、
「自分はこうしたい」
「こんな社会になったら良いと思う」
「だからsunaoをこういう商品にしてこんな人に使って欲しい」という未来へのポジティブな思いがものすごい。
木村石鹸も、「自社でブランドづくりをやるんだ!」と公に発信していたからこそ、大阪に縁も所縁もなかったわたしのような人間とのご縁があった訳です。
思うだけではなくて声に出してみたり、なんとか行動していかないことには始まらないし、逆に一歩動くだけで意外にやりたいようになるもんだと思うのです。
この授業ではそんな仲間を増やしにきました!という感じで一年やって行きたい。
授業が終わる一年後に、学生さんにそれが少しでも伝わるといいなと二人で話しているところです。
ショックだったのは、今後連絡を何でとりましょうかねと話していたら
ゼミ生のうち3人しかFBアカウントを持っていなかったことです笑。
やっぱりみんなLINE一択なんだ、もっとLINEのアカウント運用頑張ろうと思いました笑。